朝起きた瞬間が、一番疲れている
20代の頃は、どんなに無茶な残業をしても、朝まで飲んでも、泥のように眠れば翌昼には復活していた。
「一晩寝れば治る」。それが俺たちの回復力の源だった。
だが、40代半ばに差し掛かったある日、気づいてしまった。
「あれ? 8時間寝たのに、体が鉛のように重いぞ」
ベッドから起き上がるのに気合いがいる。背中が痛い。足がむくんでいる。
休日に昼まで寝だめをしても、頭が痛くなるだけで、スッキリ感など微塵もない。
認めざるを得ない事実。
「寝るだけでHPが全回復するボーナスタイムは終了した」のだ。
「疲れ」の質が変わったことに気づけ
30代までの疲れは、単なる「エネルギー切れ(筋肉疲労)」だった。
だが、40代の疲れは違う。「メンテナンス機能の故障(代謝低下・自律神経の乱れ)」だ。
スマホのバッテリーが劣化して、充電してもすぐに減るのと同じ。
自分の体を「新品のiPhone」だと思って酷使していると、ある日突然ブラックアウト(入院)する。
「まだ若いから」という言葉は、自分を励ます言葉ではない。現実逃避の呪文だ。
寝だめより「アクティブレスト(積極的休養)」
「疲れているから動きたくない」
その気持ちは痛いほど分かる。だが、40代の体は、動かさないと固まって血流が滞り、余計に老廃物が溜まる。
休日に死んだように寝ているよりも、テレビを見ながらストレッチポールの上でゴロゴロ転がっている方が、月曜日の体は軽い。
これは運動ではない。「血流ポンプ」を強制的に動かす作業だ。
>>休日は寝ていたい。そんな40代が「テレビ見ながら」できるストレッチグッズ導入記
サプリや薬に頼るのは「敗北」じゃない
昔は「サプリなんて気休めだ」「薬に頼りたくない」という謎のプライドがあった。
だが、自力での回復(自然治癒力)が追いつかないなら、外部リソースを投入するのは当たり前の経営判断だ。
足りない栄養はサプリで補う。消化力が落ちているなら胃腸薬を飲む。
それは弱さではなく、「現状を客観視できる大人の知恵」だ。
>>サプリの種類が増えすぎて「何のために飲んでるか」わからなくなった時の整理術
「60点」の体調で走り続ける技術
俺たちはもう、100点満点の絶好調な日なんて来ないと思った方がいい。
「どこかしら痛い」「なんとなくダルい」。それがデフォルトだ。
目指すべきは、絶好調に戻すことではなく、「60点の体調をキープして、致命的な故障(大病)を起こさないこと」。
そのために、酒を飲みながらスクワットをし、
>>「酒はやめない」と決めた。その代わり、飲むたびに俺がやっている30秒スクワット
こっそり豆腐ご飯を食べ、
>>「糖質制限がつらい」と嘆く前に。白米を半分豆腐に変えたら意外といけた話
薬を飲み忘れないように工夫する。
>>「また飲み忘れた」を防ぐ。100均ピルケースより優秀だった、俺流「薬の視える化」配置術
このサイト「生きるために」に書いてきた全ての悪あがきは、そのための生存戦略だ。
劇的なダイエット成功談でもなければ、意識高い系の自己啓発でもない。
ただ、しぶとく、少しでも長く、美味いビールを飲み続けるための記録。
同志諸君、無理はせず、かといって諦めもせず、今日も泥臭く生き延びよう。

