足の親指がムズムズする恐怖。尿酸値7.0を超えた俺が「ビール」を「プリン体ゼロ」に変えた夜

ある夜、足の親指に「何か」が降りてきた

いつものように晩酌を終え、布団に入ろうとした時だ。
左足の親指の付け根に、ピリッとしたような、あるいは誰かにくすぐられているような、奇妙な違和感を覚えた。

「ん? ぶつけたか?」
いや、記憶にない。
その瞬間、脳裏に去年の健康診断の結果がフラッシュバックした。

『尿酸値:7.2 mg/dL(要指導)』

基準値の7.0をわずかに超えている。「まだ薬を飲むほどじゃないけど、気をつけてね」と言われたグレーゾーン。
ネットで見た痛風体験談が蘇る。「ペンチで潰されたような激痛」「骨折より痛い」。
このムズムズは、その激痛の前触れ(発作の予兆)じゃないのか?
恐怖で酔いが一瞬で醒めた。

ビールは悪魔の水か? プリン体との戦い

痛風の原因は「尿酸」だ。そして尿酸の元になるのが「プリン体」だ。
俺たちが愛してやまないビールには、このプリン体がたっぷり含まれている。
さらに悪いことに、アルコール自体が尿酸を作らせ、排出を妨げる働きがある。

「ビールをやめればいい」
正論だ。だが、仕事でボロボロになった俺からビールの喉越しを奪ったら、何を楽しみに生きればいいのか。
俺はスーパーの酒売り場へ走り、決断した。
「普通のビールとは決別する。これからは『プリン体ゼロ・糖質ゼロ』の発泡酒だけを愛する」と。

「プリン体ゼロ」は美味くない? 慣れれば平気だ

正直、最初は抵抗があった。
「味が薄い」「アルコール臭い」。やっぱり本物の生ビールが恋しい。
だが、背に腹は変えられない。俺は自分を洗脳することにした。

「これはビールではない。『肝臓と足指を守るための、炭酸入り麦風味サプリメント』だ」

最近の「プリン体0・糖質0」系の商品は進化している。
キンキンに冷やして、風呂上がりの渇いた喉に流し込めば、脳は「お、ビールが来た!」と錯覚してくれる。
これで尿酸値のリスクを減らせるなら安いものだ。

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出すしかない。水を飲んで「排泄」しろ

銘柄を変えるだけでは不安だ。体内の尿酸を外に出さなければならない。
尿酸は尿と一緒に排出される。
つまり、「水を大量に飲んで、トイレに行きまくる」のが最もシンプルな対策だ。

俺はデスクに2リットルのペットボトルを常備し、勤務中に飲み干すノルマを課した。
トイレの回数は増えるが、それは「俺の体から、痛風の元が流れ出ている」という証だ。

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乳製品(ヨーグルト)という援軍

もう一つ、俺が取り入れたのが「乳製品」だ。
牛乳やヨーグルトに含まれるタンパク質(カゼインなど)は、尿酸の排出を助けるらしい。
特に「尿酸値の上昇を抑える」と謳っている機能性ヨーグルト(PA-3とか書いてあるやつ)を見かけたら、お守り代わりに買うようにしている。

「朝にヨーグルト、昼に水2リットル、夜はプリン体ゼロ発泡酒」
このルーチンを組んでから、足の親指のムズムズは消えた。
(※もちろん、激痛が来たらすぐに病院に行けよ。我慢は無理だぞ)

結論:足が痛くなる前に「銘柄」を変えろ

痛風発作が起きてからでは遅い。
一度あの激痛を知ってしまうと、一生ビクビクして暮らすことになる。

まだ「予兆」レベルで済んでいるなら、今夜から冷蔵庫のビールを入れ替えろ。
味のこだわりなんて捨てろ。
俺たちは、味よりも「明日の朝、足が痛くないこと」のほうが重要な年齢になったのだ。

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