ジムに入会して3日で幽霊会員になった俺が、唯一続いている「通勤ウォーキング」の装備

月会費8,000円は「安心料」だった

「今年こそは痩せる」

そう誓ってスポーツジムに入会した回数は、過去3回。払った入会金と月会費の合計は、計算したくもない。
最初の1週間は行く。だが、仕事が忙しくなり、雨が降り、飲み会が入る。「今日は行けない」が3日続くと、もう行かなくなる。結局、毎月8,000円が口座から引き落とされるのを、「俺はジムに所属している(から、いつでも痩せられる)」という謎の安心料として眺めるだけになる。

40代のサラリーマンに、わざわざ着替えてジムに行く時間も気力もない。
俺たちが唯一、継続的に確保できる時間は「通勤」だけだ。

「通勤」をジムに変えるには、靴を変えるしかない

通勤で歩く。当たり前のことだが、スーツに革靴で20分も歩くと足が痛くなる。蒸れる。疲れる。
これが「タクシー乗っちゃおうか」という悪魔の囁きを呼ぶ。

だから俺は、見た目を捨てずに機能を追求した「テクニカルな革靴」を導入した。

一見すると普通の革靴(ストレートチップやプレーントゥ)。だが、ソール(靴底)は完全にスニーカー。クッション性が高く、走ってもカツカツ音がしない。
アシックス商事の「テクシーリュクス」や、スポーツブランドが出しているビジネスシューズなどが有名だ。

これを履くと、駅の階段が「トレーニング器具」に見えてくる。
革靴のような硬い拘束感がないから、自然と歩幅が広がり、歩くスピードが上がる。

カバンは「リュック」一択。両手を空けろ

片手で重いブリーフケースを持っていると、体のバランスが崩れて腰痛の原因になるし、腕が振れないから運動効果が半減する。
俺は上司の目を気にしつつも、思い切って「黒のスクエア型バックパック(リュック)」に変えた。

両手が空くと、歩行時に腕が振れる。腕を振ると、肩甲骨が動く。
肩甲骨周りには「褐色脂肪細胞」という、脂肪を燃やしやすくする細胞が集まっているらしい。
つまり、リュックを背負って大股で早歩きするだけで、通勤路が脂肪燃焼ゾーンに変わるのだ。

飲み会の帰りこそ、この装備が火を噴く

この「歩ける革靴」と「リュック」の真価が発揮されるのは、実は飲み会の帰り道だ。

>>付き合いの飲み会、ラーメン。断れない時の「食前・食後」の悪あがきマニュアル

酔っ払ってラーメンを食ってしまった夜。タクシーを拾いたくなるが、足元がスニーカー並みに快適なら「一駅分くらい歩いて帰るか」という気になる。
この「ついでの運動」ができるかどうかが、内臓脂肪の蓄積スピードを左右する。

ジム代が浮いた金で、良いつまみを買う

月8,000円のジム代が浮けば、年間で約10万円。
その金で、質の良いスニーカー革靴を2足買ってもお釣りが来るし、晩酌のつまみをグレードアップすることもできる。

>>深夜のコンビニで「死にたくない」俺が選ぶ、罪悪感ゼロのつまみ5選

「運動しなきゃ」と気負う必要はない。
ただ、靴を変えて、いつもの通勤路を少し早足で歩くだけ。
誰にもバレずに始められる、最も確実なダイエットはこれしかない。

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